
今年も本格的に寒くなってきた。
2018年も終わりに差し掛かかり、年末の大イベント「大掃除」の事を考えている人もいるのではないだろうか。
というわけで、今回はデスク周りの片付けに関する話をちょいと。
デスクが汚い=クリエイティビティの象徴
さて、有名な話だが、理論物理学者アインシュタインの机の上は、つねに書類やノートで覆われていたそうだ。
アインシュタインは物事を作り込んでいくより、発想に重きをおいた人物で、机の上が汚い事は心配する必要ないという思考だったんだとか。
もし、大事な書類を見つけたければ、スクラップの山からちゃんとそれを見つけ出せる。アインシュタインはそういう人物だったとか。
デスク周りが整頓できない人たち
さて、クリエイティビティとはかけ離れた私だが、デスクは結構汚い…。
食べ物をシェアしたり、回し飲みは苦手。あと、ハウスダストのアレルギーも出るので、ホコリは大嫌いだ。
そのため、周りから潔癖では?と言われる事も結構ある。実際に空気清浄機は絶対必要だし、掃除機や拭き掃除もマメにするほうだと思う。
ただ、掃除と片づけは違う。
片付いていたらホコリも溜まりにくかったり、掃除しやすかったりするのだろうけど…。
なんで掃除はするのに片付けはしないの?という人もいるかと思うが、単純に面倒くさいというのが答えだ。
あと、どこに何があるかはきちんと把握もしているつもりだ。
机が汚い人って、アインシュタインのように「どこに何があるか分かってる」とか「細かいことは苦手だけどアイデアを出すことは得意」といった言い訳をすることが多い…。私もその一人だ。
心理学者による見解
さて、このデスクの整理整頓について、心理学者によると、デスク周りが汚い人は「自己愛が強い」という分析ができ、さらに周囲の人にも心理的な影響を与えるんだとか。
この場合の自己愛とは、「自分のことには一生懸命だけど、周りのことはあまり気にしない」という意味で、「オフィスで一緒に働く相手の立場をあまり考えない」ということにつながる。
◎デスク周りの整理整頓ができない人の4つの特徴
- 日頃から周囲のことをあまり考えない傾向がある(自己愛が強い)
- 周りの人の机にモノがはみ出してしまっても、気にしない
- 机が汚いのを問われると「どこに何があるかはわかっている」と答えてしまう
- 「細かいことは苦手だが、アイデアを出すのは得意」と考えることが多い
結局のところ、デスクが汚いのは悪い事?
アインシュタインの話が有名なので、「アイディア」という言い訳に結びつく事が多いが、トーマス・エジソンは、必要なものをカテゴリーごとに分類し、すべてのものの場所を明確に決めていて、生涯で1,300もの発明をした人物でもある。
このきっちりした性格が、異なる複数のタスクを同時にこなし、結果として誰もなし得ない、数々の発明を世に生み出すことになったといっても過言ではない。
はかどる環境は人それぞれ。
でも、会社という組織で働いている場合は、周りの人に与える影響が悪である場合、デスクが整頓されていないのは悪でしかない。
2019年を迎える前にしっかりと身の回りを整頓するよう心がけてみてはいかがだろうか。
星野源 – アイデア【Music Video】/ Gen Hoshino – IDEA