SEO

検索結果の多様性に特化したGoogleアルゴリズムQDDとは?

最近のGoogleの変動は著しく、これまでは上位表示されていたサイトが急にとばされてしまう事も珍しくはありません。

「なんでこのサイトが上位に?」と思うことも結構あるのではないかと思います。

サイトボリュームも記事の質もドメインパワーも2ページ目(11位以下)にあるサイトが上回っているのに…

今回はその要因の一つとして考えられるGoogleのアルゴリズムの1つ「QDD」について説明していきます。

QDD(Query Deserves Diversity)とは?

さて、普段からGoogleを活用しているWebマーケッターは「QDD」という言葉を一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?

QDDとは「多様性のある検索結果」ということを意味する「Query Deserves Diversity」の略語になります。

その言葉通り、最近のGoogleは検索結果に対して、同じような内容のサイトを複数表示させるのではなく、様々な種類にサイトを表示させる傾向にあります。

例えば、「マック」という言葉で検索したとします。
すると、みんな大好きなマクドナルド(通称:マック)、やApple社のMac、化粧品コスメのMACなど、様々な意味の「マック」についてのサイトがそれぞれ表示されます。

マクドナルドだけに着目した場合でも、公式サイトだけでなく、ニュースサイトやSNS、経路検索サイト、ウィキペディアなどサイトの種類も様々です。

このように、検索結果を画一的にせずに、1つのキーワードの持つ様々な意味をバランス良く表示させることが、QDDというアルゴリズムの役割であり、「ユーザーが何を期待しているか分からないから様々な検索結果を出す」というGoogle側の配慮の結果としての検索結果といったところでしょうか。

ユーザーの意図を重視した検索結果の多様化

さて、上記で「ユーザーが何を期待しているか分からないから様々な検索結果を出す」と述べましたが、Googleはユーザー意図をより重視するようになってきています。

「マック」と検索したユーザーがどの意味を持つ「マック」について調べたいのかは、Googleに判別することはできません。

Apple社のマックを探したいのにもかかわらず、検索結果がマクドナルドの情報だけになってしまっては非常に不便に感じてしまいますよね。

こういったユーザーの検索意図に対応するためにも、多様性のある検索結果を表示するようになっているのです。

QDDを攻略するためのSEO対策とは?

さて、SEO対策を行なうにあたって、QDDをどう意識すればよいのでしょうか?

見解は様々あるかと思いますが、個人的には「ベンチマークを見つける」というのが一番良いと思っています。

Googleは検索結果に多様性を求めていますので、順位を上げたいキーワードにおいて既に上位表示されているサイトは様々な切り口のサイトになっているかと思います。

わかりやすく商標ワード(某有名コスメ)に絞って考えると…

1位:商標公式サイト(販売サイト)
2位:大手ショッピングサイト
3位:大手ニュースサイト
4位:コスメ系の口コミレビューサイト
5位:コスメ紹介ブログ
6位:商標公式SNS
7位:芸能人ブログ
8位:ショッピングオークションサイト
9位:大手ショッピングサイト

このような検索結果になっています。

もちろん、サイトの規模やドメインパワーなどによって上位表示に影響があるので一概には言えませんが、多様性が適用されているのではないかと考えることができます。

これらを押しのけて上位表示させるためには、自分のサイトが上位表示されているどのサイトと同じ種類に分類されるかを見極めるのが重要と思っています。

例えば、自分がコスメ紹介ブログを運営していたとして、9位や8位のサイトを押し下げて上位表示させるというのは難しいといえます。

同じ種類だと5位のコスメ紹介ブログになりますので、どちらかが上位に表示される事になるでしょう。

ここをベンチマークとして、Googleからの評価がこの5位のサイトを上回った場合に上位表示が実現されます。

これまで5位にいたサイトは2ページ目以降(11位以下)になる可能性が高いと僕は思っています。

また、このクエリにおいて、上位表示されているサイトには無い独自の有用性を持ったサイトを構築するのも手段の一つです。

一般キーワードや知名度のある商標ワードだと難しくなるとは思いますが、複合キーワード等で狙い目のキーワードを見つけて、ユーザーが求める検索上位にない種類のページを提供することで上位表示ができるようになるでしょう。

なにより、ユーザーを意識!

さて、現在のアルゴリズムでは、単純に既に上位表示しているサイトの規模やテキスト数、被リンク数や質を上回れば上位表示するというものではありません。

確かに、質と量はとても重要ですが、ユーザーの検索意図に沿ったオリジナリティが必要になります。

これは該当ページの記事だけでなく、サイトの特性も同様です。

総じて、ユーザーのことをどこまで考えられるのかという点がポイントとなるでしょう。

ちなみに…実はQDDは非公式!

いかがだったでしょうか?
SEO対策を行なっていく上で、QDDはとても重要になることがお分かりいただけたかと思います。

ちなみにですが、この「QDD」というアルゴリズムはGoogleが公式に発表しているものではありません。
SEO関係者が、「検索結果に多様性を持たせる意図のアルゴリズムがあるのではないか」という考察から導き出された名称になります。

Googleの公式ではないからといって、存在しないかというと、それはNOでここまでの説明でご理解いただけるかと思います。

検索エンジンからの集客を狙っている方は、ユーザーが何を知りたいのか、どのような意図で検索しているのかをしっかりと考え、その上で多様性を意識した、他のサイトにはないオリジナリティを持ったページやサイトの構築を目指していきましょう!