今回は、ジャック・ラッセル・テリアの特徴や性格、寿命に飼い方、注意したい病気についてまとめてみました。
ジャック・ラッセル・テリアの歴史
ジャック・ラッセル・テリアのはじまりは1800年代中期のイギリスへさかのぼるほど、長い歴史を持っています。
ジャック・ラッセル牧師が狩りに同行させる為、動きがすばしっこく土の中もすいすいと進める小型な猟犬へと掛け合わせて生み出しました。
オーストラリアに渡りウェルシュ・コーギー・ペンブロークと更に掛け合わさった事で、現代の愛らしい容姿を備えたジャック・ラッセル・テリアへと進化したのです。
ちなみにジャック・ラッセル牧師の名前にちなんで、ジャック・ラッセル・テリアと呼び親しまれています。
ジャック・ラッセル・テリアの特徴や性格は?

起源:19世紀
元来の役割:キツネ狩り
現在の役割:アースドッグ競技
体高(雄)インチ(cm):12-14(30-36)
体重(雄)ポンド(kg):13-17(6-8)
体高(雌)インチ(cm):12-14(30-36)
体重(雌)ポンド(kg):13-17(6-8)
ジャック・ラッセル・テリアの特徴
特徴はやはり、小柄な体に長めの胴体、そして短い脚に愛くるしい表情でしょう。
個体差はありますが体重4~6kgで垂れがちな耳や丸いくりくりとした瞳、柄は多少異なりますが全体的に白い身体と頭周辺の茶、黒などの柄が大変スマートな姿をしています。
頭が良く、コミュニケーションもしっかりと取れるので、室内犬としてもしつけをしっかりと守る優秀なわんちゃんです。
物事への反応が早く、飼育初心者には難しい犬種とも言われる事がありますが、性質を深く理解してあげればきっと素敵な家族の一員になってくれるでしょう。
ジャック・ラッセル・テリアの性格
性格は、元来狩猟犬だった時代を忘れておらず、好奇心いっぱいで様々な物事に興味を持ち、正義感も仲間意識も強いですから飼い主にとても忠実です。
また、お気に入りにはめっぽう弱く、遊んでいる間は夢中になり過ぎて回りが見えなくなってしまうほど。
無邪気にはしゃいでいる姿は大変可愛らしいものですが、同時に興奮状態になってしまうので玩具はこまめに注意しておかないとくたくたになってしまう頻度が早めかも知れません。遊んで貰う事が何より大好きで、同じサイズの犬の中でも群を抜いてスタミナもあります。
ジャック・ラッセル・テリアの飼い方
飼い方は、先に述べたちょっとした欠点を補うためにも、しつけがとても重要です。
ジャック・ラッセル・テリアは元々狩猟犬であったので、幼い頃からとてもパワフル!
例えば体力、探求心、食欲、噛む力など小型犬の中でもとても元気であり、気まぐれでスイッチのオンオフが激しいですから、届く範囲に貴重な物は決しておかず、物事の分別をしつけなくては後々大変なことになってしまいます。
しっかりと社会性や良し悪しを把握してもらえるようにドッグトレーナーや仔犬の幼稚園などで身につけさせることで、お互いに良好な環境作りが出来ます。
ジャック・ラッセル・テリアの健康面の注意点
最後に健康面の注意点ですが、丈夫な体を持っており、遺伝子病などもありません。
しかしとても動くことが大好きな快活な犬種ですので、ぜひとも毎日の運動は大切にしたいですね。
運動不足は強いストレスを生み出し新たな病気を招いてしまいますので、日々の積み重ねが大事です。
一緒に遊んであげる際には、好奇心旺盛さが勝ってしまい、高い所から飛び降りたり、道路を全力疾走してしまうこともありますから、しっかりと目を配り行動を見守ってあげなくてはなりません。
容姿の可愛さとパワフルな中身のギャップに現在も大人気の犬種になっています。
かかりやすい病気
気をつけたい病気:膝蓋骨脱臼、皮膚疾患
たまにみられる病気:レッグ・ペルテス・パーセス病、聴覚障害
しておきたい検査:膝関節検査
寿命:13〜15歳