検索順位によってクリック率は変わってきます。
特に10位以内(検索結果の1ページ目)がクリックされやすく、その中でも最もクリックされやすい1位を目指して、SEO業者やWEB担当者は日々SEO対策に励んでいる事かと思います。
今回、検索順位別のクリック率の情報紹介している面白い記事を見つけたので、参考にまとめてみました!
最新の検索順位別クリック率ってどんな感じなの?
さて、まずはこちらをご覧ください。
1位 … 19.35%
2位 … 15.09%
3位 … 11.45%
4位 … 8.86%
5位 … 7.21%
6位 … 5.85%
7位 … 4.63%
8位 … 3.93%
9位 … 3.53%
10位 … 2.82%
これは2014年に公開された、イギリスのNetBoosterによる検索順位別クリック率の調査データです。
調査の概要は
- Google Search Console(ウェブマスターツール)の検索クエリデータ参考
- 対策キーワード数:120万
- クリック数:650万
- 表示回数:311万
- ブランド数:54
- ブランド検索を除いた一般的なキーワードが対象
と、こんな感じです。
まぁ日々検索結果を追っているWEB担当者であれば、この内容に納得がいきます。
上位に行けばいくだけクリックされるのは当然ですからね。
しかし、人間の動向は不思議なもので、実際のクリックとは違うのだとか。
というのも、Googleのソフトウェア エンジニアPaul Haahr氏がSMX West 2016に検索順位とクリックについて2点言及がありました。
- 検索結果の10位は8位や9位よりも多くのクリックを獲得できる
- 10位が8位や9位よりもクリックされる理由は、クリックして次のページに移りたいと思わないから
つまり、クリックされやすい順番は以下のように推測できます。
1位→2位→3位→4位→5位→6位→7位→10位→8・9位
さらに、この言及から分かる事は11位~のクリック率は著しく低下するということ。
もしかしたら2%を切っているのかも。
ちなみに、過去の検索別クリック率について以下に載せておきます。
2013年の検索順位別クリック率
CATALYSTが公開した2013年の検索順位別クリック率データ
1位 … 18.2%
2位 … 10.1%
3位 … 7.2%
4位 … 4.8%
5位 … 3.1%
6位 … 2.8%
7位 … 1.9%
8位 … 1.8%
8位 … 1.5%
10位 … 1.0%
調査の概要
- Googleウェブマスターツールの検索クエリ
- 対象キーワード:17,500
- 対象サイト:59サイト
- 対象期間::2012年10月〜2013年6月
2011年の検索順位別クリック率
米Slingshot SEOが公開した2011年の検索順位別クリック率データ
1位 … 18.2%
2位 … 10.1%
3位 … 7.2%
4位 … 4.8%
5位 … 3.1%
6位 … 2.8%
7位 … 1.9%
8位 … 1.8%
8位 … 1.5%
10位 … 1.0%
調査の概要
- 2011年1月から2011年6月にかけて、200社以上のEC/企業サイトのGoogle Analyticsのデータからサンプリング
- 17万セッションのデータに基づく
- クリック率を求める母数としては、同時期のGoogleアドワーズ広告の検索ボリュームを利用
2006年の検索順位別クリック率
AOLから漏れたクリック率のデータ
1位 … 22.73%
2位 … 6.40%
3位 … 4.53%
4位 … 3.24%
5位 … 2.61%
6位 … 2.14%
7位 … 1.81%
8位 … 1.60%
9位 … 1.51%
10位 … 1.59%
まとめ
まぁいずれにしろ、検索順位が1位のサイトは圧倒的にクリック率は高いという事が分かりますね。
単体キーワードだけでなく、複合キーワードや類義語など、関連性のある検索結果で1位を目指そうってことだね。
しっかりとSEO対策をやって、サイトの価値を高めながら、順位上昇を目指していこう。
…さて、外部リンク構築でもするか。